【図解】バチェラージャパンを下世話に観る以外の5つの楽しみかた

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鈴木ずかん
こんにちは、鈴木ずかんです。

他人の恋バナは蜜の味!

(C)2016 Warner Bros. International Television Production Limited. Allrights reserved.(C)YD Creation All rights reserved

さて、話題作「バチェラージャパン」です。

私も初めは懐疑的に観ていました。しかしエピソードが進むに連れてガチで目が離せない。「わかる!」「それはないでしょ!」「きっつー」「コノオンナウザイ」とか言いながら8話目まで一気に観てしまいました。

きっとあなたもそうなります。

「バチェラー・ジャパン」ってざっくりどんな番組なの? からはじめて、「下世話に観る以外のバチェラージャパンの楽しみかた」を図解交え5点ほど書いてみます。

(アマゾンプライム会員でなくてもエピソード1と2(2時間)はこちらから観ることができます → バチェラー・ジャパン

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超ざっくり「バチェラー・ジャパン」とは

「バチェラー・ジャパン」とはなんぞや?

→ 女性25人が独身セレブ男性1人を奪い合う番組です

やばい

囲まれてる

もう逃げられない

画像 By The Lilac Breasted Roller from Sullivan’s Island, United States を加工

すみません、画像貼り間違えました。こちらです。

(C)2016 Warner Bros. International Television Production Limited. Allrights reserved.(C)YD Creation All rights reserved

まぁ、似たようなものですネ。

アマゾンプライムで独占配信されている番組で、私の世代にわかりやすい説明としては、「あいのり」を男性1人女性25人にしてラグジュアリーかつアダルティにしたような恋愛覗き見リアルバラエティです。

ざっくりこんな内容(私訳)

登場するのは1人のセレブ独身男性(この男性を「バチェラー」と呼ぶ)と25人の美しく麗しい女性たち!

北海道から沖縄、果ては国外まで⁉︎ 世界を舞台にラグジュアリなデートを繰り返し関係性を深めていく!

その過程には1人のバチェラーを争う女性の対決が! 嫉妬が! 裏工作が! 涙、そして……女の友情!?

放送各回の最後には「ローズセレモニー」! バチェラーは必ず1人(or2人)の女性を追放しなければならない!

バチェラーが最後の1人を選ぶまでデートとローズセレモニーは続く! 女性は1人また1人と減っていく!

さあ! バチェラーは運命の人としてどの女性を選ぶのか!? いったいどの女性がバチェラーのハートを射止めるのか!?

そんな恋愛サバイバルを覗き見できるリアリティ・ショー! それが! 「バチェラー・ジャパ~~~ン」!

という感じ。

さぁ、この内容を見てどう思いましたか?

女性
25対1ィ!? バチェラー何様ぁ!?

女性
なんで女性だけが捨てられる側!? 差別!?

女性
下世話! 不謹慎! 悪趣味!

おぅ…… フェミニスト団体からクレームがきそうな勢いです(こわい)

でも、観てみるとすぐにわかりますが決して女性を軽視するようなゲスい番組ではありません。番組の設計が「不意の色恋沙汰」をできるだけ回避するような構造になっているからだと思います。

記事タイトルから下世話下世話言っていますが、全然下世話ではないです。むしろ清々しい。

また、バチェラーこと久保裕丈(くぼひろたけ)さんは実に紳士的なイケメンです。おそらくカメラが回っていなくとも、かなりのナイスガイなのではないかと。女性への配慮を率先してやってくれている気がします(とても大変そうですが)。しかも東大卒で仕事もできてMUSE&Co.という服飾系ECをmixiに17億でバイアウトしたという敏腕起業家。

ハイスペック!

http://www.bachecast.jp/

なお、久保さんは静止画より動画のほうが好印象です(当社比)。エピソード1&2(2時間分)はアマゾンプライム会員でなくても視聴できますので、動くバチェラーをぜひ観てみてください → バチェラー・ジャパン

本編は全12話で、最後に特別編2話「プレミアム・トークセッションSP」が用意されているようです。まとめに後述しますが、この特別編がいちばんおもしろそう……(私、ゲスい)

では、『バチェラージャパンを下世話に観る以外の5つの楽しみかた』図解を交え紹介しますね。こんな感じです。

  1. 普遍的な「恋愛」というテーマ
  2. 現実の縮図 実は女が男を選んでいる
  3. 少年ジャンプ的バトルトーナメント構造
  4. いつの間にファネルの底で濃密に
  5. 口コミ(バイラル)を生みやすいネット配信

ではまず1つめから!

1. 普遍的な「恋愛」というテーマ

「恋愛」ってとても普遍的なテーマですよね?

言語を超えて、世界中で通用します。ノン・バーバル・コミュニケーションの極致です。

『アダムとイブ』『ロミオとジュリエット』『タイタニック』から『新婚さんいらっしゃい!』『あいのり』まで(←古い?)、フォーマットを変えて表現され続けている素材です。私くらいの年代だと『あいのり』にハマってた人は多いんじゃないかな?

あいのり http://www.fujitv.co.jp/

今回紹介している『The BACHELOR JAPAN』は2002年米国発で、現在では世界30カ国に版権を広げた番組。アメリカ発のフォーマットを日本に輸入した感じですね。反対に、『テラスハウス』は日本発でNetflixにて世界配信されています(テラスハウスは観たことがありません)

なお、欧米圏のこういった恋愛リアリティ・ショーはより欲望丸出しの様子。欲望どころかお肌も丸出しの様子。海外配信版『テラスハウス』を観た欧米人は「こんな静かなリアリティTVは生まれて初めて見た……!」と驚くようです。日本的ワビサビや礼儀正しさ、文化の違いが垣間見えるのがおもしろいのだと(笑)

私は本家『The BACHELOR』は観たことがありません。もう少し露骨に男女に男女の欲望が現れてるのかな? そんな気がしますね。日本版ではひとり匂いを嗅ぎだしたりとボディ・コンタクトが激しい女性がいますが、そこまで性的な側面は強調されていない。あくまで恋愛をベースとした心の動きを描いている感じです。

2. 現実の縮図 実は女が男を選んでいる

番組概要には「バチェラーが25人の中から運命のひとりを選び出す」とあります。下図のように、エピソードが進むに連れて、女性の人数がどんどん絞られていく構成なんですね。

http://www.bachecast.jp/

でも、番組を2~3話見ているうちに「いや…… これはぜんぜん違うな」と思いました。本質は、「バチェラーが25人の中から運命のひとりを選び出す」のではなく、「25人の女性が各々バチェラーを品定めしている」のだと。下図のように(こわい)

http://www.bachecast.jp/ を加工

表向きはローズセレモニーという選別イベントでバチェラーが女性を選別しているように見えますが、

最終決定権は女性側にある

んですよね。

これ、実は

現代の恋愛市場の縮図

なのではないかと。

実際に『The BACHELOR JAPAN』内でも、バチェラーにローズを渡されていながら自ら脱退する女性が登場します。久保さんはイケメンでナイスガイでセレブなので(←揶揄じゃなくマジでそうだと思います)、最後の一人にごめんなさいされて「そして誰もいなくなった」となる展開はないと思いますが、その可能性も1%はあるわけです。

番組としては企画倒れになってしまいますが、それが現実、リアリティ・ショーというものでしょう。

3. 少年ジャンプ的バトルトーナメント構造

恋愛は果たしてバトルなのか? ってところなのですが、初回から非常に興味深い発言が見られます。

女性
あの子にだけは負けたくないです
女性
正直、嫌いですね

いやはや人間心理ウォッチャーとしては興味深い事例です。

恋愛はバチェラー久保さんと女性本人のワン・オン・ワンの話のはずなんですが、男女の明らかな人数差があるがゆえに、「取られまい」という競争心が働くんですね。

そしてその「負けたくない」「勝ちたい」という競争心をバチェラーへの恋心に変換し(←錯誤してるだけですが)、総体として恋が炎上していくわけです。

まさにバトル漫画。

だってほら、先に載せた図を上下逆さまにしてみてくださいよ。

http://www.bachecast.jp/ 上下反転

見ての通り、トーナメント戦になりました。

私が視聴したエピソード8という後半戦に差し掛かっても、まだ「バカにされたくない」という理由で自身の優位性をアピールする女性がいます。「負けたくないから」で好きになられたのでは久保さんもたまったもんじゃないですよね……。

ちなみに、

「モテ期はなぜ起こるのか?」

についてもこの恋愛バトル理論で説明できます。

まわりの女性が女性どうしで勝手にバトルしている状態です。

http://www.bachecast.jp/ を加工

燃えてます燃えてます。大炎上中です。これがモテ期です(確信)

でもね、鎮火すれば去っていきます。さよならです。盛者必衰、平均回帰。

男性は「あのモテ期はなんだったんだ……?」と思い、女性は「なんであんな人のことを好きになったんだろう……?」と夢から醒めるのです。モテ期、嬉しくともなんともないですね(笑)

なお、ドラゴンボールしかりAKBしかり、競争を期に燃え上がった兵どもの間に友情が生まれるのも、またバトル漫画の特徴です。

4. いつの間にファネルの底で濃密に

エピソード1は、大邸宅のプールの傍らでバチェラーが女性陣を待つシーンからはじまります。

しばらくするとロングリムジンが到着し、一人ずつ女性が降りてきて、バチェラー久保さんとファースト・コンタクトのあいさつを交わしていきます。あたりまえですが、

25人の名前が一度に覚えられるわけがありません。

25人の性格がひと目でわかるわけがありません。

顔も性格も一致しないので、視聴者としても感情移入しきれないんですよね。キャストとしても佐々木希クラスがいるわけでもなく(そんなルックスのレベルを集められたら逆に感情移入できないし、一人だけ入れてしまったらバランスが崩れる)、女性陣みな街中で見かけたら振り向いてしまうくらいの魅力的な美人なのだと思いますが、数の効用で薄められてしまっています。

はじめはイマイチだけど…

デートを重ね女性陣の名前と性格を視聴者にも認知させつつ、ローズセレモニーで女性の人数を絞っていく。感情移入できるネタをばら撒きつつ、さらに感情移入先を減らしていく。

そりゃどんどんハマっていきますよ。

いつの間にか推しメンが

エピソード8のローズセレモニーで6人が5人になったのですが、「もうやめてあげて!」という気持ちになります。「もう誰も落とさないで!」「みんながんばってるのに!」と、ものの見事に女性陣に感情移入してしまっている自分がいるわけです。

ちなみに私ならどうするか?

「鶴さん」は早い段階でサヨナラでしょうし、「蒼川さん」はそんな目で見つめられたら即惚れてまうやろですね。「森田さん」はインタビューではスーパーネガティブなのに対面ではあまり表に出さないので実際目の前にいたら残しちゃうかもしれません。「ゆきぽよ」は見た目ギャルで誤解されそうだけどとても性格良さそうで友だちになりたいし結局こういう人がいちばんパートナーとしては向いているのかもしれない。あれ?「古賀さん」キツそうに見えてたけど最近すごく素直でかわいいぞ?

蒼川さんLOVE(エピソード8終了時点)

……というように、「自分だったら」視点で感情移入できるのもこれまたおもしろいですね。妄想せずにはいられない。

最初は薄味で、だんだん濃くしていつの間にか虜にされている。もちろんですが、すべて計算しつくされた番組設計なんですよ。人間心理を読んでうまくつくられているなぁ、という印象です。

5. 口コミ(バイラル)を生みやすいネット配信

テレビ放送ではなくてAmazonプライムによるネット配信というのも、バイラル(拡散)される上で重要です。

ネット配信なので、今からでも初回から全てを一気に観ることができます。例えばこの記事を読んで「観てみようかな」と思ったら、プライム会員でなくとも、その場で今すぐにエピソード2までは視聴することができます。

テレビ放送だとこうはいきませんよね。決まった曜日の決まった時間にテレビの前に座って待っていなければならない。

さらにネット配信なら時間ができたときにまとめて観れますし、urlがあるのでSNSでシェアもしやすい。

また、登場人物のTwitterアカウントがあったりして多層的に楽しむことができます。情報統制はしっかりしていて、各々のTwitterアカウントからネタバレはしないようになっているようです。

バイラルする仕組みまでしっかり設計されています。

以上、『【図解】バチェラージャパンを下世話に観る以外の5つの楽しみかた』でした。

「バチェラーむかつく!」「かっこいいわ~……!」とか「おんなって怖い……」「がんばれ~!」とか「どーせヤラセでしょ」とか、下世話に観るだけではない楽しみかたを紹介させていただきました!

まとめ

下世話に観る以外の5つの楽しみかたを紹介してきました。

  1. 普遍的な「恋愛」というテーマ
  2. 現実の縮図 実は女が男を選んでいる
  3. 少年ジャンプ的バトルトーナメント構造
  4. いつの間にファネルの底で濃密に
  5. 口コミ(バイラル)を生みやすいネット配信

『The BACHELOR JAPAN』、はっきり言っておもしろいです。タイトルから下世話下世話書きましたが、決してそんなことはない。ローズセレモニーのお別れのシーンで涙が出ましたから。

また、こういう番組にありがちな(←「あいのり」ですらあった気がします)性的にどろどろ渦巻く感情があまり露わにならない番組設計なのもいいです。

エピソード8のみを小学二年生の娘と観ていたのですが、ローズセレモニーでは「この女の人かわいそう……」、終了後は「最初からぜんぶ観たい~!」と言っていました。観せていないけれど、まぁ観せられなくはないかな、と。

それが人間らしいかどうかは別として、爽やか寄りな恋愛バラエティって感じです。ネットで検索かけても「ヤラセ!」とか「カメラが回っていないところで実は……」とか出てこない(←『テラスハウス』は相当ネット上が荒れてる)。

なんでしょう? 男性が複数になると性的にどろどろ渦巻く展開になるんでしょうか?笑

Amazonレビューの評価は辛辣ですが、まぁ恋愛というプライベートでデリケートな内容ですので、端から拒否反応を示す人もいるでしょう。

「きもちわるい」とか「不愉快」とか、なんとも非生産的なコメントを観ると「ん? ほんとに観たの?」と思ってしまいます。

現在はエピソード8まで公開されていて、今月(4月中)完結です。

4月21日にはエピソード11とともに特別編「プレミアム・トークセッションSP~女性陣暴露大会編~」が、4月28日にはエピソード12(最終話)とともに特別編「プレミアム・トークセッションSP~その後の2人編~」が配信されます。

下世話にワイワイ楽しむという意味では、この特別編がかなりおもしろいのではないかと。「実はこのとき、こんな状況だった!」とか「このときあの子が嫌いだった!」とか、毒舌の暴露トークがいちばんウケますので。

あれ?

結論、下世話な気持ちで観るのが一番おもしろい

ってこと?笑

というわけで、ぜひ一話から観て4月21日の暴露回までに追いついてくださいね!

→ バチェラー・ジャパン

プライム会員でなくても2話目まで観れますが、今なら30日無料体験で全部観れるので申込み方法の過去記事リンク貼っときます(30日の無料お試し期間でやめる方法も書いてますのでご安心を)

→ 簡単3ステップ申込み方法はこちら

PS.

じつは最後まで書いて気がついた残酷な真実があります。

セレブでイケメンでナイスガイの久保さんは、なんと私と同じ年齢である!

いろいろな人生があるものですネ。

あとこれ実はいちばん言いたいことなんですが、

行為もないのにベストパートナーがみつかるの?

とハイパー・リアリストの私は思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました! 我ながらグッとくること呟きますので、twitterフォロー していただけると嬉しいです!

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