起業1年目の教科書丨今井孝
起業したい人の教科書ではなく、起業1年目の教科書
「起業したい人の教科書」ではなく、「起業1年目の教科書」というタイトルが秀逸です。
内容は実は「起業したい人の教科書」ですが、著者が何度も伝えてくるのは、「階段思考」、すなわち、
大きな目標を達成するための細かな階段をつくろう
ということ。そして、
「起業」とはハードルの高い大きなチャレンジではない
というメッセージ。
だからこそ、
「実現したいことがあるならまずは起業してみようよ」
「この本はそれから読めばいいよ」
というメッセージを込めて、「起業1年目の教科書」というタイトルにしたのだと思います。
起業と言っても、「会社をつくる」と重く考えず、「業を起こす」程度で考えていいと思います。
でも、最近は「会社をつくる」もかなりハードルが低いと聞きますよね。そんな本も読んでみよう……。
そりゃ動かなきゃ変わらないわけで……
起業1年目から成功する人は、5分で目標を仮決めする。
仮に決めてやってみる。違っていたら変える。
p90
ここはとても耳が痛いところ。完璧を求めて結局動けない、ということがままあるので。
100回失敗して100回改善したら、うまくいかないことなんてないよね。そもそも100回も失敗することなんて、実際に数えてみればそんなにない。
投資と同じで、まずは機会を増やすことが大切なのだと思います。
1ヶ月に1回、100%を投下するより、1ヶ月に3回、……60%を投下し続けるイメージ。
そしてやっぱりキモは、チームづくり
起業1年目から成功する人は、こだわらずにチームをつくる。
あなたのビジネスチームは何回か入れ替わりがあって、最後に最高のチームができるものです。
p276
チームをつくる大切さも最近強く感じます。
でも、チームづくりでも完璧なメンバーをもとめてしまって結局動かないなんてことがある。
入れ替わるのが当たり前なんだから、そして、それぞれのいいところが集まってチームになるんだから、最初は「気持ち」だけ受け取って、細かいところは気にしなくてもいいのかもしれない。
だって、アルマゲドンだってオーシャンズ11だって、Desperadoばっかりじゃん(笑)
有力者にかわいがってもらえる人になろう☆
起業1年目から成功する人は、有力者にかわいがってもらう。
p268
やはり実際に「会う」ことが大切だと思います。これはもう、ほんと、もっともっと大切にしたい!本物に触れているだけで、本物になっていくからです。もちろん最後は自分の実力次第ですが。
最近一番モヤモヤしているのが、ここ!!地理的条件とか、子ども三人を預けられないとか、できない理由ばかりが浮かんできてしまって……。
でも、「行かないと死んじゃうよ?」って言われたら、なんとしても行きますよね。じゃあ、覚悟や本気度が足りないってこと?そういうわけでもないんですが……(T_T)
なんらかのコミットメントを本気で立てると、それに関係するご縁が、必ず、つながっていきます。これは実体験として言えます。
でも、それを大切に育てることができない人が多い。もちろんぼくも……。それがとっても悔しくて心がモヤモヤする今日このごろです。
起業3~4年目の方が、この本を読んでどう感じるのか、知りたいなぁ。


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