こちらも、お金・投資のメンターに薦めていただいた本です。
全400ページ程度のボリュームですが、上図にまとめたのは、第一章の60ページ分だけ。いわゆる「お金のEQ面」だけでこれです。
それほど読み応え満点の一冊。線引きまくりで大変でした。
各章でその道のプロフェッショナルが持論と資産形成法を語ります。
- 第一章 あなたもお金持ちになれる!
- 第二章 【貯蓄】まずは300万円をアグレッシブに貯める
- 第三章 【投資】株式・債権でお金を増やすテクニック
- 第四章 【投資】投資信託でお金を増やすテクニック
- 第五章 【税金】社長はこんなにズルをしている
- 第六章 【不動産】失敗しない物件の選び方と投資術
- 第七章 【海外投資】海外投資でしっかり設けるヒント
- 第八章 【保険】ムリ・ムダのない戦略的な保険のかけ方・使い方
- 第九章 【相続】お金に振り回されない相続
充実の内容です。
僕ははじめから通して読みましたが、第一章と興味のあるところだけ拾い読みしても十分に得るものはあります。
ただし、さすがにこれだけ多くのカテゴリーですので、一度で読みきれるものではありません。興味が出てきた部分をまた読み返す形がいいと思います。
第一章とあとがきからだけですが、抜粋。
p18
年収1億円は、限られた人にしかできませんが、資産1億円なら誰にでもできる。
資産1億円が実現できれば、そこから毎年500万円の収入を得ることは難しくありません。
p36
日本のサラリーマンの平均給与は400万程ですから、貯金はできて年間100万円。これを23歳の新入社員のときから60歳の引退時まで続けても、3700万円にしかなりません。
これでは、子どもの教育費はおろか、老後のお金だって出せません。堅実に貯めたって、その間にインフレ(物価上昇)が起きてお金の価値が下がったら最悪です。
ですから本書では、積極的に攻めることをおすすめします(もちろんご自身のリスクでお願いしますが)。
p391
あなたがどんなに賢くなって、お金を生み出せるようになっても、あなたの脳みそに税金はかけられないのです。だから、ユダヤ人は自分の知恵に投資します。そして次に、人脈に投資するのです。
これからの時代、金融資産がどうなるか、プロだってわからない状況です。
だとすれば、どんな危機状態でも使える資産を、手に入れたほうがいい。
それは、「知恵」と「友だち」しかないということです。
「お金そのもの」を銀行に預けたままにしておいても本当にどうにもならない。それどころかマイナスになる「可能性」もある。少し考えれば……わかりますよね。
第二章~第九章まで入門的かつ具体的に資産を形成する方法が書いてありますが、やはりまずは1ページ目にどーんと書いてある、
あなたは、お金持ちになる準備ができていますか?
の問いかけに、自信をもって「はい!」と答えられることが重要なのだと思います。心の準備です。
前回の書評にも書きましたが、( 【投資家が「お金」よりも大切にしていること】 )
- お金は汚いものだ!
- 貧しくてもいいから、清らかでいたい!
- 汚れてもいいから、お金持ちになるんだ!
そういったお金の呪縛から、さっさと開放されてしまいましょう。


- 【入金前に要確認】タイムバンクで出金するにあたっての注意点 - 2017年10月8日
- ゾゾタウンの「送料自由」を試したのでその仕組みと狙いついて書く - 2017年10月2日
- 質屋アプリCASHをキャッシング目的で使うと手数料(金利)が5倍ですよ、という話。 - 2017年7月1日
- 楽天カード申込みはVISA・MasterCardより【JCBでnanaco併用】が爆得です - 2017年6月19日
- 初めてクレジットカード(楽天カード)を申し込んで使ったときの不安と感動について - 2017年6月19日