【マインドマップ書評】年収150万円で僕らは自由に生きていく丨イケダハヤト

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年収150万円で僕らは自由に生きていく

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人と人とのつながりをデザインし、問題解決のために働こう

「節約を突き詰めれば年収150万円でも生きていけますよ」という本ではありません(笑)。

「お金がなくても人と人が直接つながればできることはいくらでもありますよ。稼いだお金はどんどん社会に回して、直接的に社会活動に参加して、人と人とのつながりをデザインしていきましょう。お金のためではなく、問題解決のために働いてみませんか?今の時代の豊かな人生はきっとそこにありますよ」という提言です。

イケダハヤトさんはプロブロガー。ブログを中心に生計を立てている有名人。

ぼくもブログというメディアで発信している以上、上手にマネタイズ&ブランディングをされているイケハヤさんの本は読んだほうがいいだろうなぁと思い、手にとってみました。

「お金」から「人のつながり」に価値観がシフトしていることや、幸福の捉え方・考え方など、ここまで突き抜けての行動はできていませんが、大方同意し納得できます。

サラリー生活の中で「〈脱お金〉の安心感」を腹落ちさせるには?

ただし、この「〈脱お金〉の安心感」をサラリーをもらっている生活の中で腹落ちさせるのは、残念ながら難しいのではないかと思います。

ぼくの場合は(半ば不本意に)専業主夫となり、「お金」が一番ではない社会に身を晒しました。その中で自ずと「人生における幸福とは何か?」をとことん自問する時間ができました。3人の子育ての隙間で、本を狂ったように読みました。

発信することで、「お金」と「人のつながり」を高次元で融合させている人たちとの出会いもありました。そして、非日常の体験や旅に何度か踏み出しました。

だからこそ、過程にありながら、将来の幸福のビジョンと、いま眼の前にある幸福の両方を感じることができています。

じゃあサラリーで働いている人はどうしたらいいの?というところですが、ぼくが実体験の上で試してみて欲しいのは以下の3点。本、人、旅。上から順番にやるのがスムーズかなぁ。

1.本を読むこと

インプットとして本の投資効率はかなり高いと思います。1,500円に著者の人生訓が凝縮されているわけですから。

今まで新聞やテレビに費やしていた時間、スマホゲームの移動時間などをすべて読書に当ててみてください。個人的には新聞すら外したほうがいいと思ってます。

2.人に会うこと

自分の枠外の人と会えることを期待しつつ、とにかく人に会う機会を逃さないようにします。「会いたくないなぁ…」という場合こそ、枠外の人と会うチャンス。だって、枠外だからこそ心地の悪さを感じるんですから。

ぼくは人に会うことがとことん苦手なタイプですが(笑)、すこしずつ慣れてきました。

3.旅に出ること

旅はね、ほんとおすすめ(笑)。正確には、旅というよりも、一定期間非日常に身を晒すこと。非日常であればあるほど、世界が広がります。

英語話せないのにアメリカ行ってみたり、あんまり興味ないのに飛行機乗って合宿勉強会行ってみたり、お金ないのに高級リゾート泊まってみたり。

自分がいかに枠にとらわれているか、半ば強制的に気づかせられます。世界が一気に広がります。

さて、ようやく本の内容へ(笑)

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目次

はじめに.そもそも「お金」って、なんだ?

1章.お金が、ない!

僕らにとってお金がないのは「前提」だ。ただし「貧乏=不幸」ではない

2章.金より、つながり!

お金がないと何もできないのは逆に貧しい。「つながり」を築いて楽しく生きよ

3章.さあ、柵の外へ!

「飼い殺しの羊」になってはいけない。会社の外へ発信して社会とつながれ

4章.仕事は、問題解決だ!

「お金のために働く」のは時代遅れだ。なぜ僕らは働くのかを問い直せ

5章.遊ぶように、社会と関われ!

「脱お金」で日本は沈まない。税金を介さず、素手で「公共」を取り戻せ

6章.所有は、ダサい!

「買う」ことを疑い「シェア」しながら、150万円時代を明るく生き抜け

おわりに.「お金至上主義」から離脱せよ

目次

そもそも「お金」って、なんだ?

本文1行目が毒を持ったこんな疑問から始まります(笑)

あれ……いま「お金を稼ぐために」働いてしまっていないか?

p3

この疑問文を読んで、どう感じますか?

  • 「え?働くのはお金を稼ぐためじゃないの?」
  • 「それの何が悪いの?」

と感じましたか?それとも、

  • 「うわ!そうなっちゃってる!!」

、ギクリとしましたか?

ぼくの場合は過去に同じような質問をされてギクリ!ハッ!!としました。お金は、苦役の対価として受け取れるものだとずーっと思っていたんですよね。

大きくは親の価値観を引き継いでいますし、周囲にもこうした価値観しかなかったので、良い悪いではなく当然のものとして疑うことすらありませんでした。

前述の、本・人・旅の手荒い洗礼を受け、今は、「心を満たすために」働いている、「仲間をつくるために」働いている、という感覚が大きいです。

一番は「仲間」かな。もちろん「お金のために」働くという場合もありますが、きちんと「何のために」働いているのかを意識して働いています。ここを意識できているかできていないかは大きいです。

そして、 そもそも「お金」って、なんだ? という質問に対してのぼくの答えは、明確に、「エネルギー」です。水が電気を伝えるように、お金は人の思いや感謝を伝えるエネルギーだと考えます。

水といえばお風呂に入っているところを想像して欲しいのですが、水を手元にかき集めようとすると、するりと横から逃げていきますよね。反対にどんどん押し出すと、まわりまわって横から入ってくる。お金も同じ性質があると実感しています。

tarainohousoku

だからぼくはお金を所有しようとは思いません。何度も言っているように、ただ循環させたいし、自分を通過する量をどんどん増やしていきたいんです。だから、どんどん送ります。

本書でイケハヤさんが言ってることも同じようなことではないかと思います。6章で「所有は、ダサい!」と言ってますし。

金より、つながり

つながりをデザインし、お金をスキップできる環境を獲得しよう

何かを買う際、本当にお金が必要か疑ってかかろう

p68

お金をスキップできる環境って、イケハヤさんの言う通りで、つながりをデザインすれば獲得できるんです。

ぼくの実体験を一つだけシェアさせていただきます。子どもを預かるという話。

専業主夫で子ども3人と常にいるような生活ですので、正直、ママ友から子どもを何人か預かっても、そこまで負担は変わらないんですよ(笑)。もちろん、子どもと過ごすことが苦ではない性格というのも大きいのですが。

だからぼくは物理的に可能であればどんどん預かります。ウェルカムです。ぶっちゃけ、子ども同士遊んでくれてぼくの時間が空く場合もあったりしますし。ですので、この文を読んだ人は遠慮なく声かけてください、預かりますので(笑)。

……ということをやっていたら、こちらがピンチの時、預かってくれたんですよ。もう、超嬉しくて。

見返りは求めていなかったです。世のお母さんたちがもっと力を抜けたらいいなぁ、たまには子どもから開放される時間も必要だろうなぁ、ぼくは大丈夫だから引き受けますよー、という、ただそれだけの気持ち。それが巡って返ってきてくれる。

人間関係って、ほんと、GIVE & GIVE & GIVEN & SHAREだと思います。

ただ、これを意識的に戦略的にやってもいいと思うんですよ。お互いに利が合うわけですから、別にいやらしくもなんともない。

そういう意味で、何かを買う際、本当にお金が必要か疑ってかかろうという姿勢は大切にしたいですよね。人と人とのつながりでお金をスキップする方法って、考えれば出てきますから。

ただそこには、人間関係という、また別の課題も出てきます。お金を介さないことで、あらたに人間関係を構築していく必要が発生する。その意味では、「お金は親密な人間関係を断つための免罪符」とも言えてしまうわけです。面白いですね(笑)

「お金のために働く」から「問題解決のために働く」に切り替える

(前略)問題意識を見つけるアプローチの概ね8割は、「スキル」にもとづくものだと感じます。(中略)何か専門的なスキルを持ったとき、世の中には課題が溢れていることに気付くことができるようになります。

p120

イケハヤさんの実体験からくるこの視点にはハッとさせられます。

つまりは、『「問題意識がみつからない」「何を解決したいのかがわからない」、だから、「サラリーマンを辞められない」「起業できない」』なんて言葉は詭弁に過ぎないということになってしまうんです。

確かにその通りで、その分野のスキルがないと、その分野の何が問題かなんて気付ける訳がないんですよね(笑)。(もちろん他分野のスキルを持ち込むことでのイノベーションはありますが)

既に専門的なスキルがある人は、「このスキルで解決できる課題がないか?」という視点で周りをみればいいんです。とにかく会社の外に出て、社会に向けてスキルというレンズを掲げることです。

じゃあ専門的なスキルがない人はどうすればいいの?

こたえは、アンテナに引っかかったことを試しにやってみる、この1点です。

アンテナに引っかかったということは興味が向いていることですし、楽しんでスキルを磨き続けていける可能性があるということです。焦る必要はないです。自分が楽しんで学べる、磨ける、提供できるスキルが見つかるまで、いろいろツバつけてみればいいと思います。

本・人・旅 の3点セット、サラリーマンやっててもできますよ。

最後に

最後にカバーにあるイケハヤさんの言葉を。

自由と時間を売るくらいなら高年収はいらない

「お金」って必要なのでしょうか?

「年収」はやっぱり高いほうがいいのでしょうか?

「当たり前だろう」という声も聞こえてきそうですが、僕はここで立ち止まりたいのです。果たしてお金は、自分の自由や時間を犠牲にしてまで得るべきものなのか、と。

僕は断言します。そんなことならお金はなくてもいい!

お金がなくても人と人が直接つながれば、できることはたくさんあります。今やソーシャルメディアを使いながら、年収150万円でも幸せに生きることが可能になってきているのです。年収と幸せは比例しません。お金の呪縛を解きましょう。

本書は、高度経済成長もバブルも知らない86世代の僕が書いた「〈脱〉お金のススメ」なのです。

そして最後の最後にぼくからの質問!

  • あなたにとって、お金とは何ですか?
  • あなたは、何のために働いていますか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。更新を通知しますのでフォローお願いします。
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