こんにちは、ずかんです
先日のこちらの補完記事です。
私の書いたZOZOTOWNの記事を読んで楽天カードを作ろうと決心したママ友にこんなことを聞かれました。
「つくろうと思ったけどブランドって何? VISAとかMasterCardとかJTBとか…」
「ETCとかEdyとかつけた方がいいの? いらない?」
「申込画面でやる気失ったw」
JTBじゃなくてJCBですけどねwww
この記事はその質問への私からの回答です。
この記事だけ読めばクレジットカードの一枚目を選ぶのはもう迷わなくてもいいと思います。
目次
VISA、MasterCard、JCB。審査がとおりやすいのは?
まずはじめに、どのブランドが審査を通りやすいのかについてです。
申込画面に行くと、一つ目の項目がいきなりブランド選択なんですよね。
ウッとなりますよねw
「どれにしたらいいんだよ…」、と。
でも安心してください。審査の通りやすさは、
どのブランドを選んでも同じです。
VISA・MasterCard・JCBは決済手段を提供しているだけで、実際の審査をするのは楽天カード株式会社です。
ブランドによって審査が通りやすい・通りにくいということはありません。
では何を基準にして決めていきましょうね?
続きを見ていきましょう。
MasterCard、VISA、JCB。それぞれどんな人にオススメ?
結論から言うと、一枚目は楽天カード×JCBでつくりましょう。
理由は、
nanacoカードとのコンボがすごい
シェア日本一位
です。
これだけ書くとあっさりしてますが、特にnanacoカードとのコンボはエゲツないので、別章を立てて解説します。
知らないと損します。
知ってると得します。
それが楽天カード×JCBです。
また、人によっては重大な決定要因になりうるのですが、ディズニーランドで使えるクレジットカードはオフィシャルスポンサーの「JCB」のみです。
でもこれだと納得できないかもしれませんので、各カードブランドについて少しだけ説明を用意しました(下の囲みをタップするとびろーんと開きます)
「そんなに言うならJCBでいいよ!」という方は飛ばしていただいてもまったく問題ありませんw
VISA
ロゴが一番かっこいいw
- 拠点:米国
- 加盟店舗数:世界No.1
- 会員数:世界No.1
米国発祥のブランドですが、日本のどこのお店に行ってもVISAのロゴマークを見ますよね。
クレジットカード使用可のお店ならばほぼほぼVASAは使えます。
もちろん外国でもシェアNo.1です。
米国やヨーロッパのみならず、世界中で使えるスタンダードなクレジットカードブランドです。
ニューヨークに旅行に行ったときに二枚目として発行していたVISAカードを持っていき、おかげでほぼドルやセントを扱うことはありませんでした。
カード出してサインして決済終了という楽チンさ。
VISAは海外旅行に必携のカードブランドです。
MasterCard
アメリカンテイスト溢れるロゴですね。
- 拠点:米国
- 加盟店舗数:世界No.2
- 会員数:世界No.2
MasterCardは世界シェアNo.2です。
ヨーロッパに強いという特徴を持っていましたが、今はVISAのシェアがヨーロッパに広がったのでそこまで強くはありません。
日本でもMasterCardが使える店舗はVISAも使えます。
これといった特徴やメリットがあるわけではないので、MasterCardは選択肢から外してしまってOKです。
JCB
日本発祥なだけあって日本らしいロゴですね。
- 拠点:日本
- 加盟店舗数:日本No.1
- 会員数:日本No.1
JCBは日本・クレジット・ビューローの頭文字です。
加盟店舗数は国内1,000万件以上、会員数(発行数)は9,500万人を超えています。(JCB公式サイトより)
日本ではシェアNo.1です。
後述するnanacoカードとのコンボなど、日本発祥なだけあって各種サービスとの提携や特典が多いです。
JCBのロゴマークは鳥の形象っぽいなと思っていたのですが、こちらの書籍によるとアルファベットの「S」をイメージしているとのこと。
三つのSが並んでいるということですね。
それぞれ、
- Support 責任感
- Strength 活力感
- Sharing 親近感
を示しています。いいですね!
青・赤・緑のカラーリングは設立に関わった企業のコーポレートカラーで、
- 青 東洋信託銀行
- 赤 日本信販
- 緑 三和銀行
とのことです。
さて、一点だけ。
ここらで正直に書くと、海外旅行が多いのであれば、VISAのカードは持っておいたほうがいいんですよね。
JCBは海外では弱いです。ニューヨーク旅行中も使えませんでした。これがJCBの唯一のデメリットです。
ただ、よほど定期的に海外へ行くようでなければとりあえず一枚目は楽天×JCBにしておいて、二枚目として三井住友VISAカードをつくればいいと私は思います。
「もうほんと頻繁に海外に行ってるよ!」
「nanacoカードのメリットなんて気にしないよ!」
「カードたくさん持ちたくない!」
という方は、一枚目から楽天カード×VISAで取得するのもアリです。
世界中どこでも一枚だけ持っていけばよくなります。
では、私が勧める楽天カード×JCBの真髄、nanacoカードとのコンボについて見ていきましょう。
楽天×JCBは「nanacoカード」とのコンボで真価を発揮する
楽天カード×JCBは、「nanacoカード」とのコンボで真価を発揮します。
nanacoカードのすべてを解説すると長文になってしまうのでどうしようかな…
まずはnanacoの概要をなるべく完結にまとめようと思います(下の囲みをタップするとびろーんと開きます)
ただし、nanacoの発行は楽天カード発行の後で十分。「もうJCBでいいから!」という方は開かなくても大丈夫です。
※以下画像は電子マネーnanaco公式ページよりお借りしました
1. まずはnanacoカードの概要
nanacoはセブン&アイグループで使える電子マネーです。
代表的な利用可能店舗は、セブンイレブン、イトーヨーカドー、そごう・西武、赤ちゃん本舗といったところです。(利用可能店舗について詳しくはnanaco公式ページへ)
お金をnanacoにチャージしてお買いものをすると、通常100円に付き1ポイントが貯まります。
で、1ポイントは通常1円として提携店(セブンやヨーカドー)で使えます。還元率1%ということですね。なかなかです。
またイトーヨーカドーでは毎月8日、18日、28日のハッピーデイはnanacoでの支払いで全品5%OFFになります。
これだいぶ節約できますよね。
セブンやヨーカドーを頻繁に使うのであれば、nanacoは楽天カードとは関係なく持っておくべきです。
2. nanacoの申込方法
ふたつの方法があります。
方法1:店舗でカード発行する
セブンイレブンやイトーヨーカドーで300円の手数料を払い発行します。申込書は店舗にあります。
毎月8日、18日、28日のハッピーデイにイトーヨーカドーで発行すると、手数料は無料になります(1,000円の現金チャージ要)。そこを狙っていきましょう。
パソコンやスマホで事前にnanacoカード申込書を作成しておいて、上記店舗でカードを受け取ることもできます。
方法2:nanacoモバイルアプリをインストールする
カードを発行しないので手数料はかかりません。
「nanacoモバイル」アプリをダウンロードして、おサイフケータイと紐付けます。
おサイフケータイが使える端末のみで利用可能です。
Androidとケータイに対応し、iPhoneでは利用できません。
(詳しくはnanacoモバイル公式ページ)
3. どのようにチャージ(入金)するのか
2つの方法があります。
方法1:店頭にて現金でチャージ
セブンイレブンやイトーヨーカドーのレジ、セブン銀行のATM、nanacoチャージ機で現金にてチャージできます。
方法2:会員サイトよりクレジットカードにてチャージ
nanaco会員メニューにログインし、クレジットカード情報を登録、チャージ金額を入力します。
nanacoカードの場合は店頭でカードを渡し残高確認をしてチャージできます。
nanacoモバイルの場合はそのままおサイフケータイでかざせば使えます。
楽天ポイントとnanacoポイントの二重取りができる
nanacoカードの現金チャージ方法は二種類あります。
- 店頭にて現金チャージ
- nanaco会員メニューでクレジットカードチャージ
2.のクレジットカードチャージが、楽天カード×JCBブランドの真骨頂です。
まず、クレジットカードでチャージしたとしますよね。
すると、チャージした金額の1%分の楽天ポイントが貯まります。「クレジットカードでnanacoの電子マネーを買った。その分のポイント還元をもらった」というイメージです。
nanacoに1万円チャージすれば100円の楽天ポイントが貯まるということですね。(※1ヵ月20万円までなどの利用制限があります。詳しくはnanaco公式ページを確認してください)
次に、お買いもののときにnanacoを使います。
すると、利用金額の1%分のnanacoポイントが還元されます。
先ほどチャージした1万円を使えば100円分のnanacoポイントが貯まります。
クレジットカードチャージ時と支払い時のポイント還元を合計すると、実質の還元率は2%です。
この日常使用で2%還元されるというのはマジで異次元の還元率です。
VISAやMasterCardではnanacoチャージ時のポイントは付きません。
楽天カードで合法的にポイントの二重取りができるのは、JCBのみです。
セブンイレブンやイトーヨーカドーによく行くのであれば、ぜひ活用すべきでしょう。
でも、2%還元だけじゃありません。さらにすごいことが可能になるんです。
nanacoが最強である理由 公共料金や税金の支払いでポイント獲得
コンビニで支払える払込票(払込取扱票)を見たことがありますよね。
こういったものです。
税金や公共料金は、自動振込の申込みをしていれば、勝手に銀行口座から引き落とされていきます。
設定をしていなければ、上のような払込票(払込取扱票)が郵送されてきます。
通常はコンビニに行って現金で払いますよね。
特に疑問も持たず払込票を店員さんに渡し、(人によっては「クレジットカードで払えますか?」と聞いて断られ、)現金で支払いを済ませていることと思います。
で、この税金や公共料金の払込票によるコンビニ店頭払いですが、クレジットカードでは払えませんが、nanacoでなら払えるんですね。
nanacoで払える主な税金は以下になります。
- 固定資産税
- 自動車税(軽自動車税)
- 不動産取得税
- 所得税
- 住民税
- 国民年金
- 国民健康保険
これら税金を払うためにnanacoにチャージしたときに、1%分の楽天ポイントがバックされるということです。
マジでけっこうな金額になりますからね。
知っていてやらないのは損ですよ。
税金や公共料金の支払い時にnanacoポイント還元は付きません(残念…)
つまり、ポイントの二重取りはできません。
単純に「nanacoにチャージするときの楽天ポイントが付きますよ」ということですね。
それでも普段は付かない還元を得られるわけですのでとてもお得です。
電気代やガス代は直接クレジットカード引落しができます。
クレジットカードのポイントが付きますので(楽天なら1%)、直接クレジットカード引落しにしましょう。
まとめ クレジットカード一枚目は楽天カード×JCBで
以上、「一枚目のクレジットカードには楽天カードのJCBブランドがいいよ!」ということについて書いてきました。
前回の記事の内容も振り返りますが、
なぜ一枚目には「楽天カード」がいいのか?
についての回答は、
入会で7000ポイント(7月3日10時まで)
18歳以上、学生OK(高校生除く)
審査がゆるい、ゆるすぎる
年会費無料
発行が速い
ポイントが付きやすく多い
というところです。
今回の記事で書いた
なぜ楽天カードの中でも「JCB」がいいのか?
についての回答は
nanacoカードとのコンボがすごい
シェア日本一位
ですね。
メインで伝えたかった
楽天カード×JCB×「nanaco」で何ができるのか?
についての回答は
楽天ポイントとnanacoポイントの二重取りができる
公共料金や税金の支払いでポイント獲得
になります。
*
最後にちょっと感情的なことも書いておきますね。
そもそもクレジットカード関連の記事を書いてみた理由は、
「ZOZOTOWNのツケ払いってどーなのよ!?怒」
という気持ちからなんです。
漠然と「クレジットカードが怖い」「クレジットカードのつくりかたがわからない」という人がZOZOTOWNのツケ払いを利用するパターンって、けっこう多いんじゃないかと思うんですよね。
並んでいる支払い方法のなかから「ツケ払い」を選択するだけですから。
ポチするだけでとてもお手軽に債務者になってしまうんですよ。
「それってどーなのよ!?怒」
と。
罠ですよ、罠。
実際にクレジットカードでも支払いを2ヶ月近く待ってもらうことなんてできるわけですからね。
しかも手数料無しで。
お金は扱いかたを学ばないと失うだけです。
クレジットカードはお金を運用する上でいい材料になると思いますよ。
しかも、いつまでもクレジットカードを持たないでいるという世の中じゃないですからね。
下手にサラ金などに手を出して与信が傷つく前に、まずは一枚目として、審査のゆるい楽天カード&節約術たくさんのJCBブランドでクレジットカードをつくってみてはどうでしょうか。
おまけ 申し込みページで引っかかりそうなところの補足
冒頭で書いた申し込みページで挫折するママ友wのために、申し込みページで引っかかりそうなところを解説します。
基本、正直に記入すればOKです!
あと、細かいポイント欲しさにいろいろ付けるのはオススメしませんw
ブランド選択
本記事で書いたとおりですね。
「JCB」を選択しましょう。
(頻繁に海外に行く人はVISAも検討)
カード選択
「通常デザイン」が無難です。
家族カード・ETCカード
家族カードは後で申込みも可能なのでチェック外しておいてください。
ETCカードは現在持っていなくて頻繁に高速道路を走るという人はポイントも還元されるのでどうぞ(年会費540円かかります)。でもこちらも後で申込可能です。
Edy機能付帯
私は無料だったので「希望する」にしました。
Edyオートチャージ設定・楽天Edyからのお知らせ
オートチャージ系は際限なくなるので「申し込まない」で。
私も付けてません。
楽天のお知らせ系はすべて「受け取らない」で拒否しておきましょう。
拒否しても大量に来ますが。
お知らせ
小銭に騙されず「受け取らない」にチェック。
楽天カードのキャッシング枠
キャッシング枠に設定した金額まで、お金が無くても直接ATMより引き出すことができます。
でも借金です。
楽天カードのキャッシング利息は年利18%で、法律上限最大の金利です。
「0万円」は「お金に困ってませんよ」という意思表示なので、いくらか審査に良い影響があることが予想されます。
「0万円」にしましょう。
入会後6ヶ月立てば増枠できます。
自動リボサービス申し込み
ダメ、ゼッタイ。「申し込まない」で。
本人様収入・本人様税込年収・お勤め先(学校)
本人様収入は、アルバイトやパートをしていない学生や専業主婦であれば「本人様収入なし」です。
仕事している人は「収入あり」ですね。
「本人様収入なし」を選んだからといって即審査NGとはなりませんのでご安心を。
本人様税込年収は「手取り」の合計ではありません。
月の「総支給額」×12ヶ月(+ボーナス)です。
手取りにしてしまうと金額が少なくなるので注意。
厳密でなくとも大丈夫ですが、嘘を記入するのはやめましょう。
「お勤め先(学校)」は自身の状況をそのまま選びましょう。
こんなところですね。
学生でバイトしてなくても仕送りはあるでしょうし、専業主婦であってもご主人の収入があります。
楽天カード株式会社としてもカードの利用者が増えてほしいわけですので、よほど「一ヶ月目から絶対に行き詰まるな…」というくらいヤバイ状況でなければ審査は通ります。
むしろお名前や住所にタイプミスがないことを注意してくださいw(←冗談抜きで)
以上です。
もう「なんとなくクレジットカードって怖い」という曖昧な理由でZOZOTOWNのツケ払いを選択してしまうようなことはやめましょう。
ぜんぜんこわいものではないですから。
クレジットカードって、使っても便利でポイント還元もお得ですけど、お金の運用の勉強にもなります。
たまったポイントで楽天ブックスで本でも買って勉強して、快適なマネーライフをおくりましょう。
楽天カード×JCB(+nanaco)、一枚目のクレジットカードとしてオススメします!
参考サイト


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- ゾゾタウンの「送料自由」を試したのでその仕組みと狙いついて書く - 2017年10月2日
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- 初めてクレジットカード(楽天カード)を申し込んで使ったときの不安と感動について - 2017年6月19日