やってみた。実録、ぼくの家賃交渉奮闘記。入居中でも賃料は下がるのか?

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こんにちは、鈴木ずかん@シングルファザーです!
生涯でいちばんお金の額を使うのは?

そう、答えは住居費です。

そして、住居費は固定費ですね。月々の支出が発生します。

  • 持ち家の場合 → ローン返済・管理費
  • 賃貸の場合  → 家賃

あなたの月々の支出はどんな感じ? 住居費が多くを占めているのでは? 「手取りの25%に収めよ……」だと? 子育て世帯は面積が必要なんじゃ!

というわけで、ぼくの家賃交渉奮闘記でーす。

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家賃引下げの利益は大きい、けど、みんなやらない

家賃交渉は意外とみんなやってないよね。特に住みはじめてからの場合は。そもそもできるということを知らない?

というわけで、実験台になってみました。

結論から言いますと、

涙 涙 の 交 渉 決 裂

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ま、みなさまが交渉する際の材料にはなるはず! どんなふうに考えたかも含め、公開しまーす。

注!

オーナーさんには家賃収入を原資とした支払い(管理費や修繕積立金や税金)があります。必ず下げてくれる前提で交渉に向かうのは絶対にNG! 失敗したからといってネガティブな感情を向けるのもNG! あくまで借り手は「お願いする立場」ということを忘れずに!

大前提 入居前に交渉せよ

今ぼくが住んでいるのはファミリータイプの分譲賃貸です。スペックは4LDKの95平方メートルほど。そこに子ども三人の計4人で住んでます。

入居前が一番成功率が高い

今は離婚して出てっちゃったけど、住みはじめたときは元妻含め5人でした。

当初広告で打たれていた賃料は以下の通り。

  • 家賃 78,000円
  • 駐車  5,000円

この賃料設定に対し入居前に交渉した結果が、こうです。

  • 家賃+駐車場 78,000円(▼5,000円)

はい! 5,000円ダウン!

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駐車場台を込みにしていただいたかたちですね。これで年間60,000円の支出減です。けっこう大きいよね!

やはり入居前が一番交渉が効きます。数ヶ月借り手がいない物件であれば、なおさら柔軟に交渉に応じてくれます。

住みながらでもできないことはない

ただ、みんながみんな「入居前」のタイミングではない。

ぼくが今回、再度の家賃交渉を思い立ったきっかけは、離婚で三児を引き取り育てることになったから。

部屋数も4LDKはちょいオーバースペックだし(広いに越したことはないけれどもうすこし狭くてもいい)、経済的にも固定費としての賃料を下げたい。

経済状況は突発的に変わります。リストラとか、転職とか、離婚とか、死別とか、様々な要因があるからね。

今回の交渉も、そんな「必要にせまられて」パターンでした! では見ていきましょう。

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家賃やエリアなど、引っ越しも含めて条件を明確化せよ

まずは頭の整理から! 自分が何を目的にしているのかを明文化しましょ。

ぼくの住まいに対しての必要条件は以下の4点。優先度が高い順です。

  1. 学区の面で居住エリアが変わらないこと
  2. 現在78,000円の家賃が70,000円まで下がること
  3. 2LDK以上であること
  4. 追加のキャピタル(引越し費用や敷金礼金)が必要ないこと

こうやって目的の必要条件を書き出すのは良いですよ。論点がクリアになります。

どこに注力する?

まず、今の賃貸マンションに住み続ける場合。

1.3.4.はそのまま満足できます。いい感じですね。2.を達成するためには? → オーナーとの家賃交渉が必要になります。シンプル!

では引越しを視野に入れた場合はどうなるか?

今すぐ満足されるものはひとつもない。1.2.3.の条件で不動産屋さんや賃貸サイトを探す手間がかかります。目的に合致する物件があったとしても、多くは4.の追加キャピタルが発生。(長期的にトータルで下がればいいんですけどね……)

というわけで、いったん引越しは視野から外しましょう! 今ままで賃料を下げること、つまり「家賃交渉」に注力! 注力、たいせつです。

交渉材料を揃えよ

さて、いよいよ家賃の交渉です。さて、オーナーの気持ちになってみましょう。

突然「家賃を下げてくれませんか?」と言われたらどうですか? 「はい、わかりました」なんて答えるわけがない(笑)

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オーナーさんは家賃収入の中から管理費や修繕積立費、税金や緊急の住設修理費を払っています。ボランティアではないです。仕事です。

というわけで、まずは交渉のための材料(ネタ)を集めましょう。

お互いの権利と立ち位置を踏まえて

まず前提となる権利をしっかり踏まえないとですね。

オーナーさんには「家賃に不満があるのなら他所に行ってもらっていいですよ」と言う権利があります。もちろん借り手側も「家賃が不満なので他所に引っ越します」と言う権利があります。

ただし、今回のぼくは「家賃交渉」に注力してます。つまり「他所に引っ越す」という選択肢は、ナシ!

それをしっかり理解した上で交渉にのぞみましょう。

交渉材料は以下の3点でした。

  1. 近隣相場 同マンション賃貸物件との価格差
  2. 経済状況 離婚によるおサイフ事情の変化
  3. 駆け引き いい物件があれば引越しを考えている

正直いうと……、強いカードは揃えられませんでした。一点、明らかに足りないポイントを感じました。それについては後述します。

では上記の材料3点について詳しく見ていきますね。

1. 近隣相場 同マンション他室から近隣まで

同じマンションの部屋が格安で賃貸に出されていたらどうです? 「な、なにぃ~!?」って思いますよね!(ぼくは思った)

それが家賃交渉を実際の行動に移した理由です!

現在は駐車場込みで78,000円を家賃としてお支払しています。で、別室はリフォームが入りキレイになっているという状態で、駐車場混み約60,000円(← 少しぼやかしておきます)でした。

その差、約18,000円!

げつがくいちまんはっしぇんえん!

18000

大きいよ! 年間で216,000円の差!

実は、近隣相場的には自宅がそこまで突出して高いというわけではない(少し高めくらい)。というか……、別室の60,000円が異常な安さなんです。

近隣の同スペックのマンションを調べると、2~3千円安いかな、という感じ。2階建て木造アパートになると、5万円代までは下がってくるけど(でも面積も2/3以下に落ちる)。

うーん……。

ただ、同マンションで60,000円という賃料で貸し出されているのは事実。間違いなく交渉の材料になる。

なお、必要条件2.の「現在78,000円の家賃が70,000円まで下がること」の70,000円という金額は、これらの理由から設定しました。さすがに60,000円にしてくださいとは言えない。し、言わない。

8,000円下げられれば御の字! ×12ヶ月で年間96,000円変わってきますからね。全っ然違うよね。

交渉材料 1. 近隣の相場データ

2. 経済状況 泣き落としネタも用意

父と幼稚園児ひとりと小学生ふたり。単純に働く時間が取りにくいんですよね。もうここはどストレートに

「経済的に厳しい。なんとかなりませんか(懇願)」

dogeza

ですよ。

もちろんオーナーさんとしては、

「それは貴方の都合。こちらには関係ない」

と思うでしょう。えぇ。想像できます。(言われてないけど)

ですので、これはいわゆる「泣き落とし作戦」です。いや、作戦でもなんでもない。ほんの数%でも交渉成功確率が上がれば、という「悪あがき」です。

でも、ギリギリまで足掻くことがたいせつなんですよね。

交渉材料 2. 泣き落としの経済事情

3. 駆け引き 引越しをチラッと匂わせるくらいで

賃貸物件オーナー最大のリスクは?

そう、借り手が付かないことです。ひと月入居者が付かないだけでもう大変。管理費と修繕積立費の持ち出しが発生することになります。

また、人の流れの少ない5月や10月あたりが最も交渉を聞いてもらいやすいというのも、上記の理由です。数ヶ月借り手がつかない可能性が高いですからね。

ただし、引越も厭わないのであれば強気にも出られますけれど、今回の目的は「住み続けつつ、家賃をさげること」です。

つまりぼく、弱い立場。雨に濡れた子犬。子猫。

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「もし下がらないなら引っ越します」なんて言えません。「どうぞどうぞご自由に~」と言われて お 死 舞 です。今後の貸借関係にも響きます。

「他の物件も見てみたのですが、◯万くらいで出ていて、場合によって引っ越しも少し考えています」程度をチラッと匂わせるくらいにしました。チラッ

交渉材料 3. ほんっっっの少しの引越し駆け引き

結果、失敗

けっこうマジメにがんばったんですけどね。

失敗しました!

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でも、先方の立場になればなぜバッサリ断るかは理解できますよね。言われたわけではないけど、ぼくもオーナーの立場ならこう思う。

近隣相場

「うちはこの金額で貸してるからね~。イヤなら出ていってもらってもいいよ?」

経済状況で泣き落とし

「それはあなたの都合だからね~。こっちには関係ないよ」

引越しをエサに駆け引き

「どうぞどうぞ~。他をさがしてください」

できる限りの交渉材料を揃えたからといってもね。うまくいくとは限りません。今回は「住み続けたい」という希望があったので、強く主張もできませんでしたし。

直接のやりとりができていない

実際のところ、オーナーさんと直接のやり取りができていないんです。間に契約時の仲介業者が挟まれてた。そのひとに状況と希望を伝えただけ。

仲介業者さんから二週間後に電話で返答が来ただけ。実際はこんな返事でした。

  • 家賃は下げられないとのこと
  • それよりももう手放したいとのこと
  • 買いませんか?

そうきたか~!

仲介業者さんいわく、交渉の余地なし、バッサリ断られたとのこと。

直接お手紙や電話をすることはできませんか? と確認しても、無理だとのこと。販売額を一応確認したところ、1,000万くらいで……とのこと(多分6掛けには下がる)

契約もつまるところ人間関係

「一点、明らかに足りないポイント」を後述すると書きました。それは、ぼくとオーナーの人間関係です。

契約の際にもずっと仲介業者を挟んでいました。なので、まったくお姿も拝見したことがない。もちろん声を聞いたこともない。

そんな人からお金事の交渉をされても、まずは断りますよね。そりゃそうですよ。

そして、後に明らかになったことがあります。オーナーさんは、仲介業者さんの仕事の先輩だったのだそうです。

つまり、オーナーさんと仲介業者さんにも明確な力関係がある。強く交渉できない立場のようでした。

自分のまわりから情報は集めましたけれど、こういった人間関係についてはまったく留意できていませんでした。敗因。

でも諦めるにはまだ早い

第一弾はみごとに玉砕しましたが、ぼくもあなたも、諦めるにはまだ早いです。

ぼくの場合 次の手

今回の件で、「家賃交渉」という固定費削減手段はいったんボツとなりました。じゃあ次に何を考えるべき?→「引越し」です。非常にシンプルです。

で、今回の件で仲介業者さんにもオーナーさんにも、ぼくが家賃引き下げと引越しを考えていることが伝わりました。

今からは前述の住まいに対しての必要条件に合う物件を探します。そして、見つかったらもう一度、現オーナーに家賃交渉を仕掛けてみればいいわけです。

  1. 学区の面で居住エリアが変わらないこと
  2. 現在78,000円の家賃が70,000円まで下がること
  3. 2LDK以上であること
  4. 追加のキャピタル(引越し費用や敷金礼金)が必要ないこと

次の物件候補があれば、引越しも強く交渉材料にできますよね。

あなたの場合 やっても失うものはない

ぼくの体験記は交渉の余地無くバッサリでした。ただ、「人による」部分が大きいようにも感じます。

あなたが交渉をしようとしたときに、もしかしたらオーナーがとても理解のある人かもしれません。自身の境遇に共感し協力してくれるかもしれません。

自分とオーナーの人間関係は? 仲介業者さんとオーナーの関係は?

けっこう、人によるところが大きい。

で、家賃交渉に失敗すると何を失うか?

何も失わないんですよ。

むしろ、次にどうするかの方針が定まります。オーナーや仲介業者とコミュニケーションもとれます。経験が積めます。

いいことだらけじゃないですか?

まとめ

というわけで、

「やってみた。実録、ぼくの家賃交渉奮闘記。入居中でも賃料は下がるのか?」

をお送りしました。

実際にやってみて強く思うのですが、体験して損はないと断言します。不動産業界の勉強にもなりますし、交渉ごとのトレーニングにもなる。

失敗しても失うものはないし、次にどう動けばいいかも明確になる。そしてもちろん、うまくいけば固定費が大幅に下がる。

今回の交渉にあたって大手サイトでの物件検索を少ししました。いわゆるオトリ物件もあって、なんかなぁ……と。サイトに載ってるのに、もう決まりました、みたいな。

東京・神奈川圏だと「ノマド」みたいなネット不動産も出てきていておもしろい。わざわざ店舗に行かなくてもいい&仲介手数料がかなり安いってのはおいしい。

でも、札幌だとまだまだ人づてが強いなぁ、という感じです。サイトの情報をきっかけにして、不動産屋さんからリアルタイムの情報をとっていくのが一番です。

最後にみなさんの挑戦を願い、アインシュタインの名言で締めます!

Anyone who has never made a mistake has never tried anything new.

一度も失敗をしたことがない人は、何も新しいことに挑戦したことがない人である

家賃交渉、ぜひぜひチャレンジしてみてくださいね!

最後まで読んでいただきありがとうございます。更新を通知しますのでフォローお願いします。
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