【小学校一年生を育てる絶賛困惑中のお母さんへ】ここが変だよ!小学校の七不思議

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さて、サクラ咲く入学式から1週間が過ぎました……

ピッカピカのランドセル、おろしたての体操着、まだ真っ白な運動靴……

子どもたちは希望に満ちた小学校生活をおくっていることと思います……

そして、お父さんお母さんも子どもたちの成長を誇らしく思っていることでしょう……

ん な こ と あ る か

子どもが小学校に入学し環境がかわり、とくにお母さまがたにおきましては

絶 賛 困 惑 中

というところではないでしょうか

  • ポケットティッシュにも名前書くの?
  • おはじき一個一個に名前なんて書いてられるか!
  • ノートに自分の名前書いちゃった!
  • いきなり登校拒否気味なんだけど……
  • まさかの母子通学
  • 学校のガイドブックが悪魔の書に見える

と、周囲からいろいろとおもしろい(←失礼)報告が聞こえてきます

そんなわけで、小学校に入学した子どもをもつお母さんに向けて、これから一年の間に体験するであろう、「ここが変だよ小学校の七不思議」を先取りしてお送りします

登場人物

鈴木ずかん ブログ著者 三児の父

鈴木いちた 小学三年生(当時)

鈴木に~な 小学一年生(当時)

 タレコミ情報提供者

  小学校の先生

特定の学校や先生を非難するわけではありません。小学校生活において一般的な事例として取り上げています

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1. 名前を漢字で書いたら「ひらがなで書いて」と言われた

私の娘は漢字で自分の名前を書けます

幼稚園のときに「教えて」と言われたので、「いいね~!」「うまくかけてるじゃん!」とかアゲアゲ持ち上げて、一緒に練習しました

で、一年生もしばらく経ち宿題のプリントを覗いてみたんですね

すると、ひらがなで名前を書いてるじゃないですか

あれれ?

「あれ? なまえ、漢字で書かないの?」

「こうやって書いてって言われた」

「誰に言われたの?」

「先生に」

「でも、漢字で書けるでしょ?」

「先生がこうしてって言ってたよ」

なんでだ? 習ってないから?

うーむ…… よし、先生に聞いてきてもらおう

「ふーん…… なんで漢字で書いちゃダメか先生に聞いてきてみて?」

そして次の日

「先生になんで漢字がダメか聞いてみた?」

「うん、習ってない漢字はみんなが読めないから使っちゃダメなんだって。プリント係が返すときに漢字だとわからないから」

「……」

「……」

「漢字で書いてもいいよ? 書けるんだから」

「でも先生がダメって言ってた」

「大丈夫だよ。みんながもしわからなかったらそのときどう読むか教えればいいよ」

「でもダメだって言ってたよ」

「……」

「……」

不 毛 ! !

なんて不毛なのでしょうか

「その資料、時間かけなくても周りと一緒くらいで充分だから」

「時間かけずにもっと良くする方法あるんですが」

「いや、余計なことはしなくていいから」

部下のやる気と可能性を踏みにじるクソ(←失礼)上司のようです

算数を習っていない解法で解いてバツをつけられたという記事が一昔前に回ってきましたよね。名前を書くシーンでもこのように同様のことがあります

「できていないほう」に合わせるのはなんなんでしょう。平均化する必要がどこにあるのでしょうか。管理しやすいからでしょうか

不思議認定!

2. 忘れ物をすると給食のおかわりができない

バタバタと学校に行く準備を終え、家を飛び出した娘

数秒後に戻ってきてひとこと

「ハンカチ忘れた! 持っていかないとおかわりできない!」

「……?」

ちょちょちょ、ちょっと待て

ハンカチ忘れるとおかわりできない?

なんで???

「ハンカチ忘れるとおかわりできないの?」

「うん」

「ハンカチと給食って関係ないよね?」

「うん」

「おかわり食べてもいいよ」

「食べたいってちゃんと伝えなよ」

「ハンカチと給食、関係ないじゃん」

「でも先生がダメって言ってたよ……」

「……」

また先生か……

「……」

「じゃあハンカチ忘れないようにしようね……」

「うん」

「いってきまーす」

帰宅後もうすこし踏み込んで娘に聞いてみると、給食のおかわりができないのは(娘いわく)以下の場合だそうです

  • ポケットティッシュを忘れる
  • ハンカチを忘れる
  • 宿題を忘れる

ぜんぶ給食をおかわりするかとは関係性がない

「残業できないなら評価を下げざるをえないからね」

「残業時間と業績評価、関係ないですよね」

「あ? なんだコラ?」

部下のやる気と可能性を踏みにじるマウンティング上司のようです

そもそも子どもの純粋な食欲につけこんで「罰」をチラつかせるやりかたってどうなんでしょうか。

「◯◯しないと△△させないからね!」

この言葉、世代を超えて引き継がれる悪しき悪魔の囁きです

なのになんでやっちゃうんでしょうね

不思議認定!

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3. 絵を描くにも順番がある

タレコミです

許可を得たうえで一部改変&脚色付けて書いています

1年生の授業参観でのワンシーン、お絵描きの時間でのできごとです

おおきく丸が印刷された紙が配られたそうです

「はい、じゃあそこににこにこおひさまを描いてくださいね~」

「星も描いてくださいね~」

「黒は使わないでくださいね~」

「顔も描いてくださいね~」

「……」

「さみしいからなにか描き足してくださいね~」

き ゅ う く つ ! !

「ねぇ、楽しい?」

「た…… 楽しい……」(死にそうな声)

だ 、 だ よ ね ~

まず運指や型を重要視するピアノの英才教育ならともかく、絵ですよ

絵は自分の衝動を、リビドーをキャンバスに叩きつけるから楽しいんですよ

どの色を使うか、どんなものを描くか、どんな構図にするか

子どもはちゃんと描きながら考えるんですよ

それを先生が枠にはめてどーするんだ

大枠のテーマは決めてもいいよ

あとは自由に描かせてあげましょうよ

「きみは僕がお願いしたことだけやってればいいから」

「昨日それで自主性がないって怒られたのですが……」

「いいからこれだけやって」

部下の主体性を根こそぎ刈り取るクソ(←失礼)上司のようです

ちなみに、「顔を描くにも順番がある」と別のお母さんからタレコミがあったこともご報告しておきます

「まず丸を描きますね〜」

「次に目を描いて〜」

「次は

自 由 に 描 か せ ろ

「我が校では子どもの自主性を育て(云々)」

不思議認定!

4. 夏休みの宿題は一気にやってはいけない

夏休み初日のこと、宿題をはじめた小学校三年生の息子

ぶわわわーーーーー っと猛烈にプリントを処理してると思ったら、意外と短い時間で

「今日はこれくらい!」

と宿題ストップ

まぁ、いつやろうが自由なのですが、ハイペースでやれてるのにストップするの? と疑問に思い、

「全部今のうちにやっちゃえばいいじゃん」

「そうしたらあと1ヶ月ずーっと遊べるよ」

といったところ、

「いや、一気にやらないでって言われた」

……?

「誰に言われたの?」

「先生」

「理由って言ってた?」

「うん、俺も聞いてみたんだけど、ちょっとづつ何回もやったほうが勉強になるって言ってた」

「俺も一気にやっちゃいたいんだけどね!」

たしかにその側面はあるかもしれない

継続は力なり、少しづつ繰り返し学習することで定着する

わかる

わからんでもない

でも、やりたいならやらせてもいいんじゃ?

「いいよ、一気にやっちゃいなよ」

「いや、やめとく」

「そっか。ちゃんと計画立ててやりなよ」

結果、夏休み最終日に必死こいて片付けてました

その間はずーーーーーっと遊んでました

最初にやっつければよかったのでは

「その仕事、急ぎじゃないから今日は帰ってもいいよ」

次の日

「え? まだできてないの? 昨日何してたの?」

スケジュールを他人に丸投げするとたいがいうまくいかないぞ

やるって言ってんだからやらせてもいいじゃないですか

それなのに後で文句言ってくるんですよ

「早めに宿題提出してね」って

不思議認定!

5. 体育の授業が整列の練習で終わる

タレコミです

許可を得たうえで一部改変&脚色付けて書いています

小学生にとって体育の時間は特別です

教室にカンヅメ、立ってはいけない、私語禁止

そんな呪縛から解放される、子どもが子どもに戻る時間

ワクワクして体育館で向かった先に待ち受けるものとは……

「今日は整列の練習をしまーす」

「はーい、じゃあ、背の小さい順に並んでくださーい」

「まえならえして前の人にまっすぐ並んでくださいねー」

「はい、まえならえー(ピッ)」

「いいですねー」

「あ、ちょっとそこズレてるね!」

「はい、ではもう一度(ピッ)」

40分後

「はい、では今から鬼ごっこをしましょー」

「よーい、どん!」

ワーワー! キャーキャー!

ドドドドド!!!!!

5分後

「はーい、おしまいでーす」

ワーワー! キャーキャー!

ドドドドド!!!!!

「おしまいって言ってるでしょー!」

ワーワー! キャーキャー!

ドドドドド!!!!!

「おしまいー! 整列ー!!!!!(ピピピピピーッ!)」

ワーワー! キャーキャー!

ドドドドド!!!!!

「並べーーーーー!!!!!」

も う 少 し 鬼 ご っ こ さ せ て さ し あ げ ろ

小学一年生にとっての体育は、あなたにとってのチョコレートくらい甘い時間なのだよ

それを奪うなんてできないことをあなたは知っているはずなのに

不思議認定!

6. 病気以外で休ませる親は保護者失格

私は小学校は選択肢のうちの一つでしかないと思う(これ言うと「ギムギム」反論が湧いてくるのですが)

小学校の先生の多くは、大学の教育科過程を終了してそのまま小学校の先生になります。なので、義務教育ゼッタイ! の価値観に縛られてしまうのは仕方ない。それも重々承知しています

そして、私のように小学校以外の選択肢が目の前にあるような場合も珍しいので、ちょっと特殊例かもしれません

トゥルルル…… トゥルルル…… ガチャ

「はい。◯◯小学校です」

「おはようございます。一年一組のに~なの父です」

「おはようございます」

「今日、に~な、学校休みますね」

「はい、わかりました」

「お熱など大丈夫ですか?」

「いえ、熱は出ていないです」

「何か体調が悪いとかですか?」

「いえ、健康です」

「□□幼稚園に行くので」

「あっ……」

「えっ……」

「……」

「……」

「わかりました。おだいじになさってくださいね」

「はい、よろしくおねがいします」

ガチャ

め ん ど う ! !

なんで微妙に空気悪くなってんだ

  • 病気以外で子どもを休ませるのは言語道断
  • 保護者としての自覚があるのか

という否定のエネルギーが電話口から伝わってくるんですけど?

そもそも「保護者」ってなんぞや?

ちょっと言いづらいのだけど、保護者としての自覚などない

親の自覚ならあるけれども

「熱が出ているので休みます……」

「えぇ~? 熱くらいで仕事休まないでよ!」

「仕事を何だと思ってんの?」

インフルだったらどうすんだ。ウイルスばらまくぞこのクソ(←失礼)上司が

ともかく、「小学校は病気以外のお休みはNG」の空気はあります

図太くなりましょう

小学校がゼッタイなんて、そんなことはないと思うんですけどね

不思議認定!

7. 子どもに休む連絡をさせたら折り返し確認の電話が来た

上記の「病気以外で休ませる親は保護者失格」の矢面に立ち続けると、だんだんと小学校に電話するのがおっくうになってくるんですよね

で、休みたいと言っているのは私ではなく子どもなわけですから、私はナイスアイデアを思いつくワケです。

「そうだ! 子どもに自分で電話させればいいんじゃん!」

即実行。

「ねぇ、学校休みたいなら自分で電話してよ」

「えぇ~…… やだよ」

「でも、休みたいのはいちたでしょ?」

「……わかった」

トゥルルル…… ガチャ

「三年一組のいちたです。◯◯先生いますか?」

「…………………………」(何か言ってる)

「おはようございます。今日学校休みます」

「…………………………」(何か言ってる)

「いや、具合悪くはないけど、□□幼稚園行きたいので」

「…………………………」(何か言ってる)

「はーい。じゃあ、切りまーす」

ガチャ

よし、よくできました

これでもう休みたいときは自分で電話させればいいんだなラクチンラクチン!

と胸を撫で下ろした、その瞬間!

ピーピロピーピー ピーピピッピッピー

着 信 音 !

「はい、もしもし」

「おはようございます、◯◯小学校です」

「おはようございます」

「今いちたくんから電話があったのですが、おやすみということでよろしいですか?」

「はい、お願いします」

「具合が悪いわけではないと言っていたのですが……」

「はい、元気です。今日は□□幼稚園に行くので」

「あの……」

「はい……?」

「お休みの際は保護者であるお父さまの方からお電話いただいてもよろしいですか?」

お……やはりそうきたか……

「子どもに電話させてはダメですか?」

「いえ! その! でもやはり、保護者様からでないと本当かどうか、お子さんが勝手に電話することも(ゴニョゴニョ)」

「……わかりました」

「では、よろしくお願いします」

「はい、ありがとうございます」

ガチャ

や っ ぱ ダ メ か ー !

このやり取りを横で見ていた息子は、その後迷うことなく

「休みたいから学校に電話してほしい」

と言ってくるようになりました

おのれ

せっかくの自主性が潰れてしまったじゃないか

「我が校では子どもの自主性を育て(云々)」

不思議認定!

真面目なまとめ

以上、ここが変だよ小学校の七不思議を先取りで紹介させていただきました。

あなたが小学一年生の子どもを育てているのであれば、今後一年間にすべて遭遇するであろう事柄です。

遭遇したら、「本当にあるんだ!」と笑い飛ばしてください。

創造性はいかに潰されるか

おもしろおかしく書いてきましたが、最後は少し真面目に書きますね。

あまり小学校や義務教育を敵対視はしたくないのですが、三年生から通い始めた息子と一年生から通い始めた娘を観察していると、

創造性や自由な思考は、小学校低学年で潰されてしまうのではないか

と感じてしまうことが多いです。

そして、頭の柔らかいこの時期に吸収したことは、今後の長い人生の中での基本的な思考フォーマットをかたちづくります。

「忘れ物をしたら給食のおかわりはないよ」と言われ続ければ、罰で人を動かそうとする人間になるでしょう。

絵の描きかたを一から十まで指示されてそれ以外を認められなかったら、主体性のないコモディティな人間になるでしょう。

認知能力と非認知能力

確かに、小学校に毎日通わず家庭でのフォローもしなければ、目に見える点数は下がります。目に見える点数で表されるものとは、読み書き計算といった「認知能力」です。

ただし、小学校にすべてを任せることで、創造性や自主性といった「非認知能力」が著しく損なわれる気もしています。

そして、非認知能力は言葉通り目には見えないし点数で評価もできないんですよね。なので、認知能力よりもないがしろにされてしまう傾向があります。傾向というか、確実にそうです。学校は認知能力を評価する場所ですから。

繰り返しますが、小学校や義務教育を敵対視したいわけではありません。

ただ、「義務教育はゼッタイ」という観念を、小学校の先生がもう少し柔らかく捉えてくれたら嬉しいな、と思います(特に年配の先生がた)

ここで詳しく書く気はありませんが、「義務教育はゼッタイ」の観念は今後確実に衰退しますので。

実体のない一般常識に苦しむお母さんたち

私のような神経が図太く周りの目を気にしない人間は、子どもが小学校に毎日行かなくても堂々としていられます。先生に「授業についてこられなくなるのでできれば毎日来るように言ってくださいねー」と言われても、「そうしますねー(笑)」とスルーを決め込むことができます。

ただ、周りの様子を見ると、それで苦しむお母さんがとても多い。

  • 親の義務を果たせていないんじゃないか
  • 母親失格なんじゃないか
  • 子どもの可能性を奪ってるんじゃないか

真面目に子どものことを考えているお母さんほど、そうです。

私のような無職のシングルファザーから見れば、子どものことを真剣に考えているし、栄養を考えて美味しいごはんをつくっているし、お弁当つくるために早起きもしてるし、パートやアルバイトをしている人も多いし、けっこう冗談抜きで

聖母マリアかよ

と思うことが多いのですが、当の本人は自己嫌悪に押し潰されそうになっていたりする。

とても悲しい。私はこんなあなたのことを素敵だと思っているのに。

そして、彼女らが何に押し潰されているかというと、

  • あるべき母の姿
  • 義務教育の規範

といった、実体のない一般常識であるわけです。

「小学校の七不思議」と題して書いてきたのは、まさにこの「実体のない一般常識」のこと。小学校で子どもが遭遇するこの(常識)は、子どもだけではなく、親の意識にもじわじわと侵食してきます。

ただ、この違和感、ネガティブな気持ちと向き合う時間は、親として成長するのに必要なものだと思います。

(自己啓発的な語り口になるのがほんと苦手なんですが、)「実体のない一般常識」と照らし合わせることで、「あなたが“快”と感じる規範」がわかるわけですからね。

最後に

「小学校の七不思議」と題して、あなたを襲う「実体のない一般常識」について書いてきました。

残念なことに、そして同時に幸運なことに、この「実体のない一般常識」は確実にあなたの目の前に現れるでしょう。

さて、心の隙間にそうっと入り込むその悪魔と対峙したときに、どのような心持ちでいればいいか? どうすれば、私のように(笑)図太い神経でいられるか?

それを紹介して終わりにしようと思います。

以下の三点を知っておいてください。

  • 「実体のない一般常識」はあなたを苦しめるために必ずやってくる
  • それは同時に「あなたが“快”と感じる規範」をつくるために必要な材料である
  • 「実体のない一般常識」よりも「あなたが“快”と感じる規範」に正直になろう

特別なことではないですよね。誰もが知っていることだと思います。

子どもの幸せだけではなく、お母さん自身の幸せを素直に求めてもいい社会になることを強く望みます。

そして世のお母さまがた

毎日がんばってるね

ほんとおつかれさま

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