やっぱりお金はエネルギー
著者のリン・トゥイストは世界的な「資金調達」の専門家で、将来のノーベル賞候補とも言われています。
飢餓撲滅や熱帯雨林保護、原住民自立支援などの社会問題の解決に『ファンドレイジング』を通してコミットしている方です。
ファンドレイジング
民間非営利団体(Non-Profit Organizations:日本では公益法人、特定非営利活動法人、大学法人、社会福祉法人などを含む)が、活動のための資金を個人、法人、政府などから集める行為の総称。主に民間非営利組織の資金集めについて使われる用語であるが、投資家や民間企業に関連する資金集めに使われる場合もある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
世界を良くするためにお金を集め続けてきた著者だからこそ語れる、お金の考え方、お金とのつきあいかたをガラリと変える本。
お金はエネルギーなんだ、という心の深い部分での認識。
この認識を持つだけで、流れる量が全っ然変わる気がします。
日本のファンドレイジング事情は?
日本におけるファンドレイジング活動はどんなものがあるのかな?
と思ったら、こんな団体があるんですね。
興味があるので見てみよう……。
日本で個人でやってるカリスマファンドレイザーはいるのかな? と思ったのですが、見つかりませんでした。
ご存知の方がいらっしゃったら、ぜひお話を聞いてみたいです。投信もファンドレイジング的ですが、配当度外視で民間非営利団体を対象に活動している方、いらっしゃらないかなぁ。
資産を保有する高齢者へのファンドレイジング交渉
比率には触れませんが、『高齢者が日本の金融資産のほとんどを独占していて、まったく市場に吐き出さないし、社会に還元もしない』という話をよく聞きます。
高齢者にファンドレイジングを仕掛けて成功すれば、日本の経済問題は大概解決する。そう楽観的に思ってます。
- 高齢者はお金を持っている。
- どうやって高齢者にお金を出してもらう?
- どんな分野だったらお金を出してくれそう?
- 出す側に提示できる圧倒的メリットは何?
- その分野で実現できるより良い未来はどんなかたち?
やっぱり大事なのは、忘れては行けないのは、『ロマンとソロバン』の順番なんですが、
(→ 【武器としての交渉思考】 )
イレギュラーに、上の流れのように、ソロバンを先にはじいて後付でロマンを導き出すのも面白いかもね。本末転倒?
『ファンドレイザー』
クラウドファンディングもそうですが、お金を集めるシステムは今後さらに必要になるでしょうし、そのスキルを個人で持つファンドレイザーという人間はこれからの特に日本の社会で重宝されるのは間違いなさそうです。
本の主題からだいぶ外れましたが、長くなりましたのでこのへんで。


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