【マインドマップ書評】投資家が「お金」よりも大切にしていること丨藤野英人

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お金・投資のメンターに薦めていただいた本。これは勉強になった! 著者はひふみ投信を運用する藤野英人さんです。

  • 日本人はお金に対して真面目でない
  • 世界一ケチ
  • お金のことを何も考えていない

ということが、序盤でいきなり暴露、証明されます。

反論できません(-_-;) みなさんはどう思いますか? この本読んだら、反論なんてできなくなりますよ。

「お金は汚いものだ」と思っている(思いたい)人が大半でしょう。

  • 貧しくてもいいから、清らかでいたい!
  • 汚れてもいいから、お金持ちになるんだ!

日本人はこの二択で考えがちです。そういったお金の呪縛から逃れたい人にはぜひ読んで欲しい本です。

「清らかでいながら、お金持ちになる」

その道こそ本来のものだということが示されています。

【投資家が「お金」よりも大切にしていること】というタイトルですが、何を大切にしているのか、明確に「これですよ」という答えは示されてはいません。

一方で、投資とは何かという問いに対しては、

投資とは、いまこの瞬間にエネルギーを投入して、未来からのお返しをいただくこと

という著者の考えが明確に示されています。

投入されるのはお金ではなく、エネルギー。エネルギーのなかの一つがお金であって、未来からのお返しのなかの一つがお金である、と。

お金について勉強すれば勉強するほど、お金はエネルギーなのだという結論がまっすぐ心に入ってくるようになってきます。

お金を使って、何をするか? お金を通して、何を考えるか?

著者が序章で述べるこの問いかけを忘れないことが、モノとしてのお金に支配されない方法なのだと思います。

お金は汚いものだ! と思っている人こそ学びの大きい本だと思うので、ぜひぜひ読んでみてくださいね!

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